補聴器について学ぼう

補聴器の調整は自分でできる?

補聴器の調整は自分でできる? 補聴器の調整が自分でできるかどうかは、使用している製品によって異なります。
1990年代まで数多く流通していたトリマー式と呼ばれるタイプの補聴器であれば、本体のつまみを回すことで音を調節することができますが、近年販売されている補聴器はデジタル化がすすんで仕組みも複雑になっており、自分自身で最適な聞こえ方に調節するのは難しくなってきています。
自分で調節可能な製品であっても、できる範囲はボリュームの増減やプログラムの切り替えといった程度で、それ以外の部分は購入した店に持って行ったり、製造メーカーに依頼して技術を持つ者に依頼しないとうまく調整することはできません。
また、近年発売されている製品の中には、自宅にいながらにしてセッティングをすることができる「テレケア」と呼ばれるサービスを受けられるものがありますが、これについてもセッティング可能な範囲が限られています。
テレケアに対応している製品であっても、細かいセッティングをしたい場合は購入店で相談するのがおすすめです。

補聴器の調整は難易度が高いので専門家に依頼することがベスト

補聴器の調整は難易度が高いので専門家に依頼することがベスト 「聞こえ」に関して困り感を持っている方に欠かすことのできない補聴器は、管理医療機器に分類される製品です。
耳の聞こえ具合(聴力)を適切にサポートすることが求められる高度な製品であり、その調整には専門の知識を有している人が取り扱うことが望ましいものです。
難聴を専門的に取り扱っており補聴器に関わる多くの実績のある医院では、診察する医師や言語聴覚士などが在籍していることも多いため、定期的なメンテナンスや調整に関わる作業をお願いすることができます。
ご自身で設定を変更することができるような補聴器もありますが、聴力の矯正具合を適正にすることは難易度が高く、自分では心地よく聞こえるように感じていても専門的な見地からは問題のある設定となっているおそれがあります。
まずは医師や言語聴覚士に相談を行い、適正な設定ができるようにしてもらうことが重要です。
医療機器ではない集音器を利用している方で、聴力に不満のある方はぜひ補聴器の利用も検討してみると良いでしょう。